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快適なキッチンの高さって?
標準サイズや身長によって
計算する方法をプロが解説

家族全員が使いやすいを目指す理想のキッチンの高さ!

理想のキッチンの高さは計算できる

(2025年4月更新)

食器を洗っていると腰が痛くなる

背丈の高い鍋は、腕が疲れるから使いたくない

そのお悩み、キッチンの高さを変えれば解決するかもしれません。

 

こんにちは。

千葉県のリフォーム専門店「リフォラボ」です。

 

キッチンでの作業中に腰や肩の負担を感じたことはありませんか?

実は、キッチンの高さが自分に合っていないと作業効率が落ちるだけでなく、身体に痛みを引き起こすことにもつながります。

特にキッチンリフォームを検討している方にとって、適切なキッチン高さを選ぶことは非常に重要なポイントです。

 

キッチンの高さはメーカーや機種ごとに違いがありますが、家族が全体が使いやすくもっとも一般的な高さは85cmと言われています。

しかし、「自分の身長だと使いづらかった」と悩む方も少なくありません。

体型や身長に合ったキッチンの高さを見つけることで、調理や洗い物が一層快適になります。

 

この記事では、標準的なキッチンの高さの目安や、身長を基にした計算式「身長÷2+5cm」を用いた最適なキッチンの高さの見つけ方などについて解説します。

自分に合った高さを知って、快適な理想のキッチンスペースを設計していきましょう!

キッチンの高さの標準とは?知っておきたい基本ポイント

キッチンで料理する女性

最適なキッチンの高さの計算式「身長÷2+5cm」

キッチンの高さを決める際に、一般的に使われる計算式が「身長÷2+5cm」です。

この計算式は、調理や洗い物をする際に身体への負担を最小限に抑えることが目的とされています。

 

 

たとえば、身長が160cmの人の場合、160÷2+5=85cmとなり、85cmが適したキッチンの高さであるとされます。

この公式はシンプルで使いやすいため、多くの住宅リフォームやシステムキッチン選びに使われています。

キッチン最適サイズ見本


・身長150cmの場合

150 ÷ 2 + 5 = 75 + 5 = 80cm

・身長160cmの場合

160 ÷ 2 + 5 = 80 + 5 = 85cm

・身長170cmの場合

170 ÷ 2 + 5 = 85 + 5 = 90cm

・身長180cmの場合

180 ÷ 2 + 5 = 90 + 5 = 95cm

 

この計算式が推奨される理由は、キッチンの高さが適切でないと腰や肩に大きな負担がかかる可能性があるからです。

低すぎると腰を曲げる必要が生じ、腰痛の原因となります。

 

一方、キッチンが高すぎる場合には肩が上がり、肩こりを引き起こすリスクがあります。

このため「身長÷2+5cm」の計算は、快適で健康的なキッチン生活を送るための指標となっています。

キッチン

標準的なキッチンの高さ80cm・85cm・90cm

現在、市販されているキッチンの標準的な高さは、80cm、85cm、90cmの3種類が中心となっています。

 

たとえば、80cmは小柄な方や身長が150cm前後の方に適した高さで、背伸びをせずに調理や収納を扱いたい方におすすめです。

85cmは、身長が160cm前後の方に最も一般的な選択肢であり、多くの住宅で「標準的なキッチンの高さ」として採用されています。

90cmは、身長の高い方(170cm以上の方)や、腰痛を避けるために腰を曲げずに調理したい方に適しています。

キッチンの高さの標準化により、使用者それぞれの体型や作業スタイルに応じて最適な選択肢を提供できるようになっています。

 

ただし、メーカーや機種によってサイズは様々です。

ここからはメーカーの代表的なキッチンとその高さについて紹介していきます。

TOTO クラッソ

詳細はこちら

TOTO クラッソの基本仕様のキッチンの高さは、

・80cm
・85cm
・90cm

この3通りでこの中から選択することが可能です。

 

 

Panasonic ラクシーナ

詳細はこちら

パナソニック ラクシーナの基本仕様のキッチンの高さは、

・80cm
・85cm
・90cm

この3通りでこの中から選択することが可能です。

 

 

クリナップ クリエラ

詳細はこちら

クリナップ ラクエラの基本仕様のキッチンの高さは、

・80cm
・85cm
・90cm

この3通りでこの中から選択することが可能です。

 

 

タカラスタンダード エーデル

詳細はこちら

タカラスタンダード エーデルの基本仕様のキッチンの高さは、

・82cm
・85cm
・90cm

この3通りでこの中から選択することが可能です。

 

 

リクシル シエラ

詳細はこちら

リクシル シエラの基本仕様のキッチンの高さは、

・80cm
・85cm
・90cm

この3通りでこの中から選択することが可能です。

 

 

一般的なキッチン高さの選択肢とメリット・デメリット

キッチンに立つ夫婦

80cmの高さが向いている人とは?

キッチンの高さが80cmの場合、主に身長150cm前後の人に適していると言われています。

この高さは、調理や洗い物の際に肘を自然な角度で動かせるため、腕や肩への負担を軽減することができます。

 

そのため、体格が小柄な方や年配の方にとって特に使いやすい高さです。

ただし、80cmのキッチンは深くかがむ動作が増える可能性があり、身長の高い方が使用すると腰痛の原因になりやすい点には注意が必要です。

 

一方で、調理器具や食材に近い距離感で作業ができるため、繊細な作業を要する調理には向いています。

85cm主流の理由を探る:万能さ vs 個人差

85cm主流の理由を探る:万能さ vs 個人差

85cmのキッチンの高さは、日本において標準的な選択肢とされ、多くのシステムキッチンで主流となっています。

この高さが広く選ばれる理由は、平均的な女性の身長(160cm前後)の体格に適しているためです。

また、「身長÷2+5cm」という計算式にもよく当てはまり、多くの人が無理なく使える万能的な高さといえます。

 

85cmは、調理や洗い物において適度な作業効率を確保しながら、腰や肩への負担を抑えることができます。

ただし、すべての人に最適というわけではなく、身長が高い方や小柄な方にとっては不具合が生じる可能性があります。

 

自分の身長に合わないと、調理中に肩が凝りやすい、ずっと猫背で腰が痛いなどの問題が挙げられます。

そのため、「主流」だからといって安易に選ぶことは避け、自分自身の体格や使い方に合った高さを優先することが重要です。

90cm以上の高さが適しているケース例

90cm以上の高さが適しているケース例

90cm以上のキッチンの高さは、身長170cm以上の方に適していると言えます。

この高さは、調理や洗い物の際に腰を曲げる必要が少なく、自然な姿勢で作業を行うことができるため、長時間の使用でも負担を感じにくいのが特徴です。

夫婦で夫側が日頃料理をする場合や、一人暮らしの男性におすすめのサイズ感になります。

また、作業台の高さがあることで、大きな鍋や調理器具も扱いやすいという特徴もあります。

 

一方で、90cm以上の高さはコンロやレンジフードとの距離が近くなるため、背の低い人にとっては視界や操作性が悪くなる場合も。

さらに、キッチン全体が高めに設計される傾向があるため、小柄な方が同じ空間を使用する場合は調整が必要なケースもあります。

そのため、大柄な使用者が中心となる家庭や、単身者で自身に最適化されたキッチンを求める方におすすめの選択肢です。

使いやすさを考慮したキッチン選びのポイント

食器洗い

キッチン以外の高さにも注意

キッチンの高さが体に合っていないと、調理や食器洗いの際に肩や腰に過剰な負担がかかることがあります。

標準的なキッチンの高さは85cmとされますが、標準にこだわりすぎると、身長や体格によっては不便を感じることも少なくありません。

 

また、キッチンの高さだけにとらわれるのではなく、食器洗い時に気になるシンクの深さやIHとガスコンロでの五徳分高さにも注意が必要です。

 

キッチンに立つ家族

複数名で使用する際の高さ設定の工夫

キッチンの高さを設定する際、自分だけでなく家族全員がどのように利用するかを考慮することが必要です。

身長差がある家族の場合、それぞれに合った高さを選ぶことは難しいかもしれません。

その場合は、一般的な目安となる身長÷2+5cmという公式を参考にしつつ、キッチン高さを調整することがポイントです。

 

たとえば、キッチンの高さは標準の85cmに設定し、低いと感じる場合は、作業台やカップボードの導入がおすすめです。

反対にキッチンが高い場合は、踏み台や調理補助台を用意することで、低身長の方でも快適に利用できる環境を作ることができます。

また、高齢者には無理なく使える収納やシンクのレイアウトが役立ちます。

キッチンの高さだけでなく、吊り戸棚や作業スペースの使い勝手も考慮することで、家族全員が安心して使える空間を作ることができます。

キッチン高さと作業効率の関係性

キッチンの使いやすさは、調理や洗い物の効率にも大きく関係します。

たとえば、高さが低すぎると前かがみになる姿勢が増え、腰痛の原因となります。

一方、高さが高すぎる場合には肩への負担が増え、長時間の調理がつらく感じることがあります。

 

適切な高さのキッチンを選ぶことで、自然な姿勢のまま作業を行うことができ、効率もアップします。

計算式やショールームでの実践を通じて、自分に合った高さを見つけることが重要です。

高さ選びで失敗しないためのアドバイス

ショールームや実物サンプルで確かめる重要性

ショールームや実物サンプルで確かめる重要性

キッチンの高さを選ぶ際、最も重要なことは実際に自分の体型や動きに合うかどうかを確認することです。

カタログやネット上の情報だけでざっくりとした基準を知ることはできますが、身体の負担を減らし、快適に使いこなすためにはショールームや実物サンプルで試してみることが欠かせません。

ショールームでは、実際に調理台に立って作業の動きをシミュレーションし、自分の身長や調理スタイルに合わせた高さを確かめることができます。

 

特に「身長÷2+5cm」の計算式を参考にしつつ、実際の使い心地を確認することで、理想のキッチン高さを見つけやすくなります。

また、ショールームでは複数メーカーの製品を比較し、異なる高さで試せるのも大きなメリットです。

そのため、自分だけでなく、家族全員が快適に使える高さを探る場合にも有効です。

吊り戸棚や収納とのバランス

吊り戸棚や収納とのバランス

キッチンの高さを決める際には、キッチン自体の高さだけでなく、吊り戸棚や収納の位置とのバランスも考慮する必要があります。

 

たとえば、キッチンの高さが高い場合、吊り戸棚までの手が届きにくくなる可能性があります。

逆に、キッチンが低すぎるとバランスが崩れ、収納スペースを有効に使えなくなる場合もあります。

そのため、収納をしやすい位置や調理動線を意識して、全体的な配置を調整することが重要です。

 

特に、頻繁に使う調理道具や食品ストックへのアクセスがしやすいかどうかを確認し、実用性を最大限に高める工夫をしましょう。

高さ変更の費用とそのリスク

キッチンの高さの変更はリフォームで可能ですが、その分費用が発生します。

一般的に、システムキッチンの高さ変更には少なくとも十数万円の追加費用がかかると言われています。

メーカーや施工業者によって料金は異なりますが、大がかりな加工が必要な場合、さらにコストが増えることもあります。

 

また、一度設置したキッチンの高さを後から変更する場合は、解体・再設置の作業が発生するため、時間と費用の負担はさらに大きくなります。

このため、初めから適切な高さを選ぶことが非常に重要です。

 

さらに、高さ変更のリスクとして、既製品のパーツが対応できない場合やメーカー保証が受けられなくなる可能性も考慮する必要があります。

したがって、最初の計画段階で専門家のアドバイスを受け、失敗しない選択を行うことが大切です。

Q&A

キッチン

Q1. キッチンの高さの標準はどれくらいですか?

A.一般的なキッチンの高さの標準は85cmとされており、多くの市販キッチンのデザインに取り入れられています。

ただし、身長や調理スタイルによって最適な高さは異なるため、公式「身長÷2+5cm」を基準にしながら選ぶことが重要です。

また、腕の長さやスリッパを使うかなど、人それぞれ適切なサイズがあるため、実際にショールームを訪ねて体験することがおすすめです。

Q2.キッチンが高すぎたり低すぎたりすると、どのような問題が起きますか?

A.高すぎるキッチンでは肩や首に余計な負担がかかり、肩こりや慢性的な疲労を引き起こす可能性があります。

一方で、低すぎる場合は腰を常に曲げる姿勢となり、腰痛が起こりやすくなります。

適切な高さのキッチンを選ぶことで、これらの身体的な負担を軽減することができます。

Q3. 複数人で使用するキッチンの場合、どのように高さを選ぶべきですか?

A.キッチンを複数名で使用する場合、最もキッチンに立つ時間が長い人の身長を基準に高さを決めるのが一般的です。

ただし、その他の使用者の使い勝手も考慮したい場合は、全員の肘高を確認し、間を取った高さを選ぶと良いでしょう。

Q4.キッチンの高さ選びで失敗しないコツはありますか?

A.キッチンの高さで失敗しないためには、以下のポイントを意識することが大切です。

・身長に基づく計算式(身長÷2+5cm)を活用する。
・実際にショールームなどでキッチンの高さを試し、使いやすさを確認する。
・リフォームする際には、生活習慣や主要な使用者の体格をしっかり考慮する。

特にショールームで体験することは、理論だけでは気づきにくい感覚的な違和感を把握できるためおすすめです。

Q5.80cm、85cm、90cmが向いていない場合、どうすれば良いですか?

A.80cm、85cm、90cmが使いにくい場合、メーカーによっては他のサイズを展開している場合もあるため、施工業者への相談がおすすめです。

たとえば、タカラスタンダードのエーデルは82cmのサイズを展開しています。

快適な作業環境を整えることが、長く愛用する鍵となります。

まとめ

キッチンに集まる家族

キッチンの高さは、日々の調理や家事を快適に行うために非常に重要な要素です。

特に、標準とされる85cmや「身長÷2+5cm」の計算式を参考に、自分の体格に合った高さを選ぶことが、身体への負担を軽減し、作業効率を高める鍵となります。

 

また、高すぎる場合は肩に、低すぎる場合は腰に負担がかかるため、慎重な選定が必要です。

ショールームでの体験を活用すれば、実際に使いやすい高さを確認でき、失敗を防ぐことができます。

 

さらにキッチンを使用する家族全員の体格も考慮して、可能であれば複数の高さでも快適に使える工夫を検討するのも良いでしょう。

理想のキッチンへと近づくために、計算式や基準だけに頼らず、自分に合った最適なキッチンの高さを選びましょう。

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タグ:
#TOTO #キッチン #クリナップ #タカラスタンダード #パナソニック #リクシル #リフォーム #標準 #計算 #身長 #選び方 #高さ

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