もう怖くない!?浴室脱衣所もまったり温度!超簡単ヒートショック対策

交通事故の4倍⁉ヒートショックのリスク
最近ニュースや新聞で「ヒートショック」という言葉を耳にした方は多いのではないでしょうか。
「ヒートショック」は主な症状に、気絶、意識障害、心筋梗塞、不整脈などがあり、
急な温度変化によって血圧が大きく変動することが原因で発生します。
家庭内では浴室やトイレで特に起こりやすく、事故の大部分は寒い冬の時期に発生しています。
毎年約17,000人(注1)がヒートショックなど入浴に関係する事故で命を落としていると推測されており、
この数は交通事故死亡者の約4倍に相当するというデータも示されています。
このコラムではそんな冬のおすすめヒートショックの対策について幅広く紹介していきます。
コスパの良い超簡単対策や快適リフォーム方法、
中には今すぐ実践できることもあるので、気になる方は是非参考にしてください。
注1:消費者庁
「2020年度 消費者への注意喚起」より
寒さ対策の基本!脱衣所と浴室を暖める温度管理方法3選
シャワーを使って浴室を簡単に暖める
手軽に浴室を暖めるなら、入浴前に数分間お湯をシャワーで出してみてください。シャワーの蒸気が浴室内の温度を上げ、寒い空間でも快適さを保つことができます。この方法は急な寒波の日にも対応可能です。ただし、水道代や光熱費を上げすぎないよう、使いすぎには注意が必要です。
浴室乾燥機を活用して室温を上げる
浴室乾燥機は、本来は洗濯物の乾燥に使われることが多いですが、浴室の暖めにも効果的です。入浴の15~20分前に乾燥機を回すことで、浴室全体を快適な温度に保つことができます。浴室乾燥機の使用は長期的なリフォームせずに済むというメリットもあります。
脱衣所に小型ヒーターを導入する
脱衣所に小型のヒーターを設置することは、寒い冬の日でも快適な入浴環境を作る簡単な方法です。小型ヒーターは設置が手軽でありながら、すぐに暖かさを提供できるため、脱衣所の寒暖差を抑えるのに役立ちます。また、電気ヒーターやセラミックヒーターなどエネルギー効率の良い機器を選ぶことで、冬場の光熱費を抑えることも可能です。
コスパ抜群◎ヒートショックを防ぐアイデア3選
温かい飲み物で体を温めておく
体の芯から温まるために、入浴前に温かい飲み物を摂取することも効果的な寒さ対策です。特に冬は外気の冷たさから血管が収縮しがちですが、温かいお茶やスープを飲むことで血流がスムーズになり、体が温まります。ただし、アルコール飲料は血圧を不安定にする可能性があるため控えるようにしましょう。
手足を事前に温める
入浴前の寒い環境での体の冷えを軽減するため、手足などの末端を温めることが推奨されます。具体的には、ホットタオルを用いて手足を包んだり、ミニ湯たんぽを使うのがおすすめです。手足を温めることで全身の血流が促進され、浴室に移動する際の急激な温度差に体が適応しやすくなります。この小さな工夫が、寒い冬のお風呂での健康リスクを大幅に軽減する鍵となります。
心臓に遠い末端からのかけ湯の習慣化
入浴時、急激な体温変化を避けるためには、かけ湯を習慣化することも有効です。
特に冷えた状態からいきなり湯船に浸かるのは心臓や血管への負担が大きいため、心臓から遠い手や足へ順番にお湯をかけて体を徐々に温めましょう。
冬の入浴習慣として取り入れることで、体に優しいお風呂時間を過ごすことができます。
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インナーサッシ(内窓)や断熱材の見直しで外気の冷気を遮断
冬場の断熱対策として、インナーサッシ(内窓)や断熱材の見直しがおすすめです。外から侵入する冷気が減少するため、部屋全体を効率よく暖めることができます。特に、脱衣所や浴室の窓に断熱フィルムや二重ガラスを使用することで、寒さが直接伝わるのを防ぎ、ヒートショック対策としても有効です。また、冷気を遮断すると同時に暖房効率を高め、光熱費の節約にもつながります。
トイレや廊下に暖房を設置
トイレや廊下などは暖房が行き届きにくい場所ですが、このような空間にも暖房を導入することがヒートショックのリスクを軽減します。温度差の大きい場所を通るたびに、血圧が急上昇・急下降する可能性があるため、これらの場所が適度に暖かくなれば安全性が向上します。加えて、小型の電気ストーブやパネル型ヒーターなどを活用すれば、省電力で暖かさを得られるため、エネルギー効率の良い方法としてもおすすめです。
最新のユニットバスへの変更
費用は掛かりますが、最新のユニットバスは断熱性も高くヒートショック対策におすすめです。
現在すでにユニットバスを使用している場合でも、築年数によっては断熱材が施工されていない事も多いです。
ユニットバスなのに極端な寒さを感じる場合は一度リフォーム業者に相談を検討してみてください。
長期的に見た設備投資の判断基準
長期的なコスト削減効果を考えてみる
脱衣所や浴室の寒さ対策としてリフォームを考える場合、長期的なコスト削減効果を踏まえた判断が重要です。たとえば、浴室の全面改装でユニットバスに切り替えると断熱性が大幅に向上し、長期的には光熱費の削減につながります。また、省エネ性能の高い設備への初期投資は、数年でその費用を回収できるケースも多いです。投資効果を冷静に見極めることが、快適で効率的な空間を実現するポイントとなります。
ただし、まずはできる事からヒートショック対策を実践していく事も大切です。
家の中での寒暖差を少なくして、快適な入浴ができる冬を目指していきましょう。

✐記事制作
戦略マーケティング&PR部
✐記事制作:戦略マーケティング&PR部
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